2005年05月28日

シークレット・ウィンドウ

身に覚えの無い盗作疑惑に巻き込まれる小説家を描いた
ジョニー・デップ主演、ジョン・タトゥーロ競演
スティーブン・キング原作のサイコ・サスペンス。
<満足度★★★>

シークレット・ウィンドウ

【 ネタバレあり 】

オープニングの謎の出来事や“盗作疑惑”という魅力的な題材、
そして圧迫感のある不審な男ジョン・タトゥーロが
序盤から物語に良い緊張感を与えてくれます。
それにジョニー・デップも茶目っ気のある小説家を演じ程よいバランス。
でも火事の場面から「もしかして?」と思い始めて
それまでの身振りの大きさや独り言にも納得。
デップがどんな風に正体をさらしていくが鑑賞の対象に。
周りの人々の「顔色が悪い」という言葉も伏線としては良かったけど
口を歪める癖は少しくどかった気も。
そしてやはり結末は今では1ジャンルできそうな
多重人格的な落ちでした。
それでも妻の浮気のよる傷が原因というのと
デップの不敵なラストは良かった。
「彼女の死は私にとっても謎になるだろう」
と死者をコーンの栄養分にしてしまったりと
ここら辺はやはりスティーブン・キングものの保障といった所ですね。

全体的な印象としてはジョニー・デップ色に
染まったサイコサスペンス。
デップのイメージが強すぎて正体判明後も恐怖感よりは
魅力的なキャラクターという感じ。
恐怖という点ではやはり「バートン・フィンク」のジョン・タトゥーロ。
相変わらず見事な存在感でしたね。
あと保安官役も出番が少ない中、名演を見せてくれたと思います。

奥さんのマリア・ベロは少し呆気なかったし
その浮気相手ティモシー・ハットンはさらに呆気なかった。
でもデップを交えた3人の関係は見応えがあったし
できれば浮気発覚のシーンはもう少し見たかった気もします。

ジョニー・デップ、ジョン・タトゥーロ、スティーブン・キング。
この3者が絡んだ結果としてはどうしても物足りなさを感じます。
でも物語の雰囲気はいいし、それなりは楽しめました。
posted by はだし狼 at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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