2005年02月26日

真夜中の銃声

第2次世界大戦直前のフィレンツェ。
イギリスから来た未亡人のメアリーは
親子ほど歳の違うスウィフト伯に求婚される。
そして自由奔放なアメリカ人ローリーや亡命青年リヒターと
出会い彼女の運命は・・・。
<満足度★★★>

真夜中の銃声

ショーン・ペン、クリスティン・スコット・トーマスが主演。
そして「愛と哀しみの果て」「ランダム・ハーツ」の
シドニー・ポラックが製作に関わっているだけあって、
大人向けの映画に仕上がっている。
映像・ストーリー・演出・セリフともに物語の時代背景そのもので
1990年代初頭の映画をそのまま再現した様な作品。
とても2000年に作られたとは思えず、
これだけでダメという人もいるかも知れない。

ショーン・ペンの演技は「ミスティック・リバー」「21g」が
良すぎたために比べてしまうと少しもの足りないかも。
クリスティン・スコット・トーマスはこういう時代や
大人向けの映画にやはりぴったりの女優で
頭が良く運命に揺さぶられながらも自分に正直に
生きていく役を上手く演じている。

ピークが前半にあるというのは珍しいが
起承転結の基本にはきちんと沿っている。
最後までストレートに話が進み、
肩透かしをくらった感もあるのだけど
終わってみると不思議と満足感があります。
又、どの登場人物も余計な事をしないというのも良かった。
これが物語がすんなり進んでいった原因だろうけど
最近の映画では無いこと。

サスペンスを織り交ぜた恋愛ドラマで、
最近の映画と比べてしまうと確かに地味目で
盛り上がりに欠けます。
でもあの時代の映画の良さ・味というのが
ストーリーと映像に表れていて
物語とは別にそれも伝えたかったのも知れません。
posted by はだし狼 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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